鳥嶋 奈々緒
「奈々ちゃん」
『奈々緒』
「騒ぎが収まるのを待つ」
『奈々緒』
「いずれは継ぐことになるかも知れないし」
『奈々緒』
「音を上げない程度に頑張って」
「あれ、腰に来るんですよね」
「椎ちゃんは商売熱心だね」
「僕も手伝うよ」
『奈々緒』
「うん、深刻なことなんだ」
「もっと上手かと思ってました」
「やっぱり慣れることが一番だね」
「段差のせいにしちゃいけない」
「みなみさん、しごきが過ぎますよ」
『奈々緒』
「頑張ってるね、舞の稽古かい?」
「ごめんなさい」
「ありがとう」
「あんまり虐めないでくださいよ」
「進路が神学校に決めてなかったから」
『奈々緒』
「やっぱ覗く」
「こるりさんって大人っぽいね」
「そういう意味じゃないよ」
「奈々ちゃんも僕のために?」
「みなみさんまで?」
「みんなが頑張ってるから」
「頑張ってるじゃないか」
「奈々ちゃんも姫巫女目指しなよ」
「さすがに神社の娘ですね」
「お安いご用で」
「まー、こんなの慣れだよ」
「無理しない方がいいよ」
「ここでびびっても仕方ないよ」
「受け入れる」
「遠慮しておくよ」
「奈々ちゃんの唇にキスをする」
「僕もみんなと同じような気持ちだよ」
「慰めてあげる」
「奈々ちゃんを襲う」
「なんとも名残惜しいね」
「順を追って、きちんと話してごらん」
END
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風宮 椎菜
「椎ちゃん」
『椎菜』
「騒ぎが収まるのを待つ」
『椎菜』
「いずれは継ぐことになるかも知れないし」
『椎菜』
「音を上げない程度に頑張って」
「あれ、腰に来るんですよね」
「椎ちゃんは優しい子なんだね」
「水道水でごまかせば?」
『椎菜』
「仲間なんだし、仲良くしたら?」
「もっと上手かと思ってました」
「さすがの運動神経も形無しだな」
「能楽堂は古いから、もっと段差があるよ?」
「みなみさん、しごきが過ぎますよ」
『椎菜』
「励ます」
「ごめんなさい」
「ありがとう」
「あんまり虐めないでくださいよ」
「進路が神学校に決めてなかったから」
『椎菜』
「椎ちゃんを追う」
「こるりさんって大人っぽいね」
「そういう意味じゃないよ」
「椎ちゃんと話し合ったの?」
「みなみさんまで?」
「みんなが頑張ってるから」
「頑張ってるじゃないか」
「僕はあくまで代理だ」
「さすがに神社の娘ですね」
「お安いご用で」
「まー、こんなの慣れだよ」
「無理しない方がいいよ」
「ここでびびっても仕方ないよ」
「受け入れる」
「椎ちゃんの、不安な気持ちは分かるよ……」
「僕もみんなと同じような気持ちだよ」
「声を掛ける」
「椎ちゃんは決められないの?」
「じっくりと説得を続ける」
「わ、分かりました……」
「なんとも名残惜しいね」
END